ロシアのロケット&スペース コーポレーション「 エネルギア」が変形宇宙モジュールに用いるために、直径1センチメートル以上の隕石から守ることのできる独自の「布」を開発し、その実験に成功した。
この宇宙モジュールは中に空気を入れて膨らませており、変形が可能。
国際宇宙ステーション用に開発されたもので、使いやすく、低コストである上にステーションの倉庫の収納スペースを数倍拡大することができる。
宇宙空間でモジュールの表面を防御するために「エネルギア」のエンジニアらは小型隕石の落下に耐えうる特殊な防御物質を開発した。
この防御物質の強度実験では、直径11.5ミリのアルミ製の弾に秒速6.5キロの速さで「爆撃」されても物質は損傷をうけず、堅牢さを見せつけた。
一方で厚さ18センチのスチール板は同じ条件下では持ちこたえることができず、孔があいた。

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