2017年3月12日の「U-20サッカーアフリカカップ」決勝でそれは起こった。詳細は動画をご覧頂きたいが、セネガルのストライカー、イブラヒマ・ヌディアエがソックスから何かを取り出し、
ザンビアゴールに投げ込んだのだ。ザンビア代表は我を忘れて怒り狂い、一触即発の状態に発展。映像では小型の茶色い袋(人形?)のように見えるが、一体何を投げ込んだというのだろうか?
スポーツニュース「SuperSport」(3月13日付)によると、セネガル代表は西アフリカに残る呪術「ジュジュ(juju)」を用いて、試合に勝利しようとしていたというのだ!
投げ込まれた物体はサッカーの神にまつわるものだった。
ジンバブエの独裁者ムガベ大統領も愛用するジュジュであるが、セネガル代表には一切効果がなく、試合は2-0でザンビア代表が勝利、呪術は全くの無駄となった。
試合後、セネガル代表ヘッドコーチ、ジョセフ・コト氏は、開き直ったかのように疑惑を全面的に否定している。
「私は呪術を信じていません。それに、ザンビアが勝ったんですよ。(中略)もしジュジュが存在するとしたら、セネガルが勝利していたことでしょう」(コト氏)
ジュジュの使用がザンビアチームの意向か、実行者であるヌディアエの独断であるかは分からないが、サッカーの試合における呪術行為はセネガルのみならず、アフリカで広く見られる。

(中略)

ただ今回のセネガル代表は、驚くほど効果は無かったものの、選手自身がピッチ上で呪術行為を行った点で斬新といえるだろう。
これだけなら笑い話だが、アフリカの人々にとって呪術は殺人に発展するほどリアルな存在なのだ。
2008年、コンゴでサッカーの試合中に大暴動が起き、11人の観客が死亡している。その原因は、「選手が試合の流れを変える為に呪文を唱えた」という事だった。

以下ソース
http://tocana.jp/2018/06/post_17281_entry.html
https://youtu.be/eCeTUVxUJcQ