JavaScript実行時、「閲覧者の了解をいちいち得る」ページ登場 「Coinhiveより嫌」「悪夢」と話題

閲覧者に無断でCoinhiveを設置したサイト運営者が摘発され物議をかもす中、
すべてのJavaScriptについて、閲覧者に許可を取るには――
そんな発想で作られたデモページが公開された。
スクリプトの実行のオンオフをいちいち選ぶのが面倒で、「悪夢だ」と話題になっている。

サイト閲覧者に仮想通貨をマイニングしてもらうことで収益を得られるツール「Coinhive」を、
明示することなくサイトに設置した複数のユーザーが、不正指令電磁的記録(ウイルス)取得・保管などの容疑で警察に摘発され、物議をかもしている。

 Coinhiveは、サイトに専用のJavaScriptコードを埋め込むと、閲覧者のCPUパワーを使って仮想通貨を採掘する。
今回摘発された1人・デザイナーの「モロ」(@moro_is)さんは警察に、
「事前に許可(もしくは予感させること)なく他人のPCを動作させたらアウト」であり、明示なくCoinhiveを設置すれば違法との説明を受けたという。

だがCoinhiveに限らず、現代的なWebサイトにはほぼすべて、何らかのJavaScriptが使われている。
そのほとんどは、サイトに明示されることなく、また、事前に許可を得ることなく設置され、閲覧者のPCリソースを消費する。
例えば、Googleの広告プログラム「AdSense」や、アクセス解析サービス「Analytics」もその例だ。

いかそ
http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1806/20/news082_0.html