小島容疑者は犯行理由を「社会に不満があり、人を殺す願望が昔からあった」と供述している一方、
新幹線で犯行に及んだ理由について「特にない」としているほか、反省の弁なども述べていないとされる。

 また、小田原署の留置場内での小島容疑者の様子を知るという関係者が産経新聞の取材に応じ、小島容疑者について証言した。

 関係者によると、小島容疑者は独居房に収容された。留置場では番号で呼ばれるが、小島容疑者は「116」だったという。

 関係者は「中学生が修学旅行で旅館に泊まりにきているような雰囲気だった。警察官にも笑みを浮かべ、反省しているようには見えなかった」と証言。
また、「10日夜に出された夕食のカレーを『いただきまーす』と声に出して平らげ、3食とも5〜10分で食べ終えていたそうだ」とも話した。
小島容疑者は警察官に対して「畳の上で寝るの、久しぶりなんですよ」などとも述べていたといい、午後7時ごろには床についていたという。

 小島容疑者は親族にたびたび自殺願望を口にしていたというが、関係者は「矛盾を感じる。留置場のなかでは生きる喜びを感じているようだった」と話した。

 県警は今後、小島容疑者の責任能力の有無を含め、女性2人に対する殺人未遂容疑での立件も視野に、動機の解明に努める方針。

新幹線殺傷事件、容疑者の留置所での様子 「修学旅行のよう」
http://news.livedoor.com/article/detail/14890860/