イサギは今が旬。和歌山・日ノ岬沖で良型が、数釣れている。特に最近、湯浅の報知フィッシングクラブ
「なぎ丸」の釣果は1人40〜50尾とすごかった。良い上り潮(串本方面からの潮)が入って「朝からずっと入れ食い」
だったとか。期待して13日に釣行した。

 午前4時半に出港。約50分ほどで日ノ岬沖のポイントに到着、イカリを入れて釣りを開始した。

 釣り座は右舷トモ。潮は前に流れる。「底から7メートルで釣って」と船長の指示があり、その位置でまき餌のアミエビを
振り出してアタリを待った。

 2回目の投入で反応が出た。穂先がゴンゴンッと揺れてグイッと水面に突き刺さる鮮明なアタリ。巻き上げる途中で
何度も穂先が水面に引き込まれる小気味よい引きを見せ、薄茶色のイサギが上がってきた。33センチ級のダブルだ。

 仕掛けを入れるたびにアタリが出てイサギが釣れた。ほかの皆さんも入れ食いだ。軟竿が胴から曲がる強い引きがあって、
大きなイサギが釣れた。メジャーを当てると38センチ。指が回らないほどの太さだった。

 やがて潮が止まり、アタリが遠のいた。先ほどの入れ食いがウソのような沈黙の時間が続いた。「下り潮が来て水温が
19度に下がった」と船長がアナウンス。何度も船を掛け替えて起死回生を計ってくれたが、水温だけはどうにもならない。

http://www.hochi.co.jp/dosports/fishing/20170620-OHT1T50024.html