麺料理は世界各国に存在し、味付けは異なっていても世界的に広く食されている料理の1つと言えるだろう。そして、麺料理を食べるうえで「すすって音を出す」のはマナー違反とされる国は非常に多い。

 しかし、日本では蕎麦やうどん、ラーメンは音を出しながら食べてもマナー違反とされないことが一般的だろう。中国人の多くは日本人につい
て「礼儀を重んじ、マナーも良い」というイメージを持っているようだが、それだけに日本人が麺料理を音を出しながらすすって食べるのが不思議に感じられるようだ。

 中国メディアの快資訊は15日、麺料理をすすったり、くちゃくちゃと音を出しながら咀嚼することは中国でもマナー違反とされていることを
指摘する一方、日本人が音を出して麺をすするのはなぜなのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、中国人は幼少の頃から「音を立てて食べること」は非常に「行儀の悪い行為」と教わっていると指摘し、このマナーは世界共通に近
いものだと紹介。しかし、日本人は麺料理をすすって食べることが一般的だと伝え、「中国人も食べない生モノを好んで食べることからも分かるとおり、日本の食文化は非常に独特だ」と指摘した。


 続けて、日本ではラーメンやうどんなどを音を立て、すすって食べることで、作り手に「満足感」を伝える意味があるらしいと伝え、世界的
には「反感を買う」行為が、日本では「満足感を伝える」行為とされていることに驚きを示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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