続き

 報告会には、議連側が超党派のメンバー7人、市側は油井洋明建設局長ら4人が出席。冒頭、平野会長が「旦旦を中国に戻し、若い雄と雌を送ってもらうことを求めていたが、
赤ちゃんや雄を死なせたこともあり、難しいとの反応だった」と説明。来年6月の契約交渉に向け、市と協力して取り組む方針を確認した。

 研究成果が乏しいとの指摘を受けたことについて、油井局長は「これまでやってきた研究と、今後進める高齢化の研究について、できるだけ早く中国側に伝えたい」と説明。
7月から同園で飼育の裏側などを紹介するパンダ特別展を計画していることも明かした。

 平野会長によると、議連として安倍晋三首相に直接働き掛けができないかについても検討を進める。(霍見真一郎)