中国人の多くが、日本に対して大いに誤解していること それは・・・=中国メディア

 中国のネット上で常々「小日本」とやゆされている日本。確かにあまりに広大な国土面積を誇る中国から見れば、日本は「非常に狭い国」かもしれない。
しかし、世界的に見るとそこまで小さな国ではないのだ。中国メディア・東方網は13日、「日本は実は領土大国の部類に入る国だった」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本はわが中国に比べると、まるで小さな芋虫のようなサイズだ。しかも、中国に加えてロシアという広大な国があることで、
日本がますます小さく見えてしまう。しかし、実際のところ日本を『小さな国』と呼べる国はそう多くないのである」とした。

 そして、「日本の国土面積は約37万8000平方キロだが、これはヨーロッパで考えるとフランスよりもやや小さい一方で、ドイツや英国よりも広い。
欧州の中では上位の広さになるのだ。国土面積の世界ランキングでは、上位3分の1には入る」と説明している。

 また、「領海と排他的経済水域を合わせると約450万平方キロと、中国の陸地面積の半分にも及ぶ。そして、中国の海域面積は日本の半分程度だ」と指摘。
海洋部分を含めて考えると、日本はますます「小さな国」ではないとの見方を示した。

 さらに、「日本にとって不足しているのは資源だ。しかし、鉄鋼の生産量は欧州全体の生産量の65%を占め、米国よりも20%も多い。もし、
日本がロシアや中国の隣というポジションでなく、欧州にあったとすれば間違いなく『大きな国』だったのだ」としている。

 記事は最後に、「厳しい生存環境や不足する資源も日本という国を作ってきた要素になっている。生きていくために必死に工夫したり改善したりして
きたのだ。歴史問題など感情的には複雑ではあるが、日本は間違いなく強力で、かつ、リスペクトに値するライバルなのである」と締めくくった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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