子供に不適切なアニメ番組だとしてよく槍玉に上がる『クレヨンしんちゃん』ですが、アメリカ放送分の本作は日本以上にドギツイ皮肉やブラックユーモア溢れる作品にローカライズされていることはご存知でしょうか。

この”改変”がキッカケで『クレヨンしんちゃん』は成功を収めることとなったのでした。

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それまで幾度となく海外進出をするも、北米では失敗続きだった『クレヨンしんちゃん』。

しかし2006年に北米最大のアニメ販売会社ファニメーションが放送権を獲得すると、ターゲット層を”大人向け”に方向転換。容赦なく台詞やキャラクター設定が書き換えられていったのです。

これにより晴れて北米でも『クレヨンしんちゃん』が念願のシリーズ化を果たしたのでした。


US版『クレヨンしんちゃん』のキャラ設定
・野原しんのすけの名前はShin(シン)、覚せい剤を買う夢を持つやんちゃボーイ

・風間トオルの名前はジョージ・ハーバート・ウォーカー・プレスコット3世、超保守的な共和主義者でユダヤ人やバイアグラなどのジョークを鉄板ネタに持つ

・園長先生の名前はバーノウリ・エンチ、彼はジプシー家系に生まれたペルー人だ。昔マジシャンをしていたが観客の男性器に致命傷を負わせ引退した

英語版クレしん1-1
『おこづかいをもらいたいゾ』より
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