和歌山県田辺市の現場にはマスコミが大挙して押し寄せ、
結婚100日余りで未亡人となったA子(22)の動向に目を光らせています。

「いまA子を囲っているのは、講談社『フライデー』の若手編集者です。
講談社は、野崎さんの自伝を上梓した良好な関係にあり、代理人弁護士を紹介したのも講談社と言われています。
もともと、この本を執筆したフリーライターが彼女を囲っていましたが、
彼女が彼の守銭奴な本性に気づき、関係を切ったのです。
現在、A子と編集者は野崎さんの会社の番頭格と連絡を取り合い、逃避行を支援しています」

県警捜査一課は、A子と家政婦のB子(66)の2人を重要参考人と見て、交友関係の洗い出しを進めています。

「警察がいま一番着目しているのは、B子のほう。実は、十数年前に別れた元夫には隠しておきたい過去がある。
彼はもともと関西を根城とする広域指定暴力団の組員。恐喝未遂や覚せい剤所持などで4回以上の逮捕歴があり、
現在は生活保護を受けて東京都内で生活しています」(同前)

3〜4年前、B子は周囲に対し、「別れたヒモ夫からお金を要求されていて困っている」と悩みを吐露。
さらにB子は最近「お金に困っている」と野崎さんの会社の関係者に愚痴を零していたそうです。

「B子は月に10日間、野崎さんの邸宅で家政婦として働き、日給1万円を受け取っていました。
そんな薄給でも彼女が毎月和歌山に行くには理由がありました。
生前、野崎さんは『死んだら4千万円を(B子に)あげる』とB子に話していたのです。
B子は生活に困窮していましたが、それを頼りに身の回りの世話に励んでいました。
しかし、最近のB子の金欠ぶりは見ていて可哀相だった。そう考えると動機は充分なのですが......」(野崎さんの会社の関係者)

捜査一課はすでに元夫の事情聴取に踏み切り、B子を取り巻く人間関係の解明を目指しているといいます。
http://tablo.jp/case/news003417.html