経団連が14日発表した大手企業の夏の賞与・一時金(ボーナス)の第1回集計によると、組合員の平均妥結額は昨年夏比6・71%増の96万7386円となり、1959年
の調査開始以来、過去最高額となった。

 90万円台は4年連続。増減率のプラスは2年ぶり。自動車や建設など企業の好調な業績を反映し、14業種のうち紙・パルプ、セメントを除く12業種がプラスだった。

 経団連の担当者は「リーマン・ショックのようなことが起きなければ、安倍政権が経済界に要請している3%の賃上げを年収ベースで超えることが見込まれる」と話している。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201806/0011353184.shtml