W杯期間中は白人以外と...するな! ロシアの下院議員が堂々と差別発言

サッカーのW杯開幕直前となった13日、ロシア下院の家族&女性問題委員会のタマラ・プレトネワ委員長(70)が、
出演したラジオ番組で「ロシアの女性がW杯観戦で訪れる外国からの観光客(サポーター)とデートして
妊娠しないことを望んでいる」と発言。
「結婚しようがしまいが、1980年のモスクワ夏季五輪のあとのように多くの子どもが苦しむことになる」と、
旧ソビエト連邦時代のビッグ・イベントを引き合いに出して警告とも受け取れる自身の見解をリスナーに示した。
ただし外国のサポーターとの“セックス禁止令”については例外的措置も提示。
「もし外国人とセックスをするならパートナーが白人であるかどうかを確かめて。他の人種だと最悪。
私は愛国主義者じゃないけれど、我が国の女性は私たちの子どもを産まなくてはいけない」と
問題発言はとどまるところを知らなかった。

この度を超えた?差別発言を、米FOXなどの欧米メディアは大きく報道。
ただでさえ人種差別問題はW杯本大会での大きなテーマとなっており、ツイッターなどでは
プレトネワ委員長を批判する投稿が相次いだ。
なお同委員長は今年2月、米ハリウッドなどから世界に広まった「#Me Too(セクハラ告白運動)」について
「我々はアメリカとかヨーロッパにはいない。すべてをマネすればいいってものじゃないでしょう。
もし女性が望んでいないなら、誰も嫌がらせなんかしない」と語っていた。

6/14(木) 14:13配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000103-spnannex-socc