https://vimeo.com/263985244
米ローリングストーン誌が絶賛するレッド・ツェッペリンのカバーを華麗に演奏する8歳児の日本人ドラマー、相馬よよか8歳。
超人技の領域で「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」を完全カバーにする映像をチェックしよう。
レッド・ツェッペリンの「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」におけるジョン・ボーナムのドラムは、バンドの演奏の中でも
伝説として語り継がれている。とくにヴァースで展開するキックドラムの頭抜きパートは非常に技巧的なリズムとして有名。
だからこそ、8歳児のドラマー相馬よよかの動画には驚かされる。
日本の神童は2歳でドラムを始め、現在は家族と一緒にバンドを結成。ツェッペリンのこの曲をこともなげに完奏し(25秒あたりの彼女の脚の動きに注目)、
カウベルの使い方もセンス抜群だ。
いまインターネットにはカバー演奏の動画でいっぱいだ。しかもその大半は、彼女のようなチビッコ演奏。だが彼女の演奏は別格だ。
女性ドラマーのコンテスト「Hit Like A Girl」の応募作品として撮影されたものだが、演奏が正確さはもちろんのこと
、軽快かつ心から演奏を楽しんでいる姿が印象的だ。これこそまさにボーナム・スタイル。彼のこうしたスタイルがツェッペリンの
リズムセクションを特別なものにしているのだが、それは簡単に真似できるものではない。
さらに歌。ドラムキットを操りながら、よよかはコーラスまでこなす。喜びと自由な精神が、彼女の中からあふれ出す。
これはもう「愛らしいちびっこがドラムを演奏してますよ」の域をはるかに超え、超人技の領域にまで達している。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28525
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