これは欲しい!手で持たない空飛ぶドローン傘

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梅雨の雨傘に真夏の日傘。これから傘をさす機会が増えますが、もしも手で持たなくて良い傘があれば便利ですよね。
そんな夢の空飛ぶ傘≠フ開発が進んでいます。

飛行機の部品などを設計するアサヒパワーサービス(栃木県小山市)が開発中なのが、小型ドローンに傘を装着した空飛ぶドローン傘=Bその名も「フリーパラソル」です。
実用化されれば、荷物で両手がふさがっている時などに活躍するのは間違いありません。

空飛ぶ傘には特別な機能があります。
人が身に着けたQRコードのような記号をAI=人工知能で認識することで傘が自動で人を追尾するというもの。
実験では残念ながら上手く追尾できませんでしたが、将来は人間の頭を自動で追尾するようにしたいそうです。

空飛ぶ傘を開発しようしたきっかけは、傘をさすのが好きではないという社長の鈴木健治さんの思い。
「小学生の頃は、小雨とか、ちょっとした雨くらいだったら傘を持って行かない子どもでした。とにかく傘をささないで済む方法がないかなと」

ドローンは上から空気を取り込んで飛ぶため、試作機では生地にメッシュを使っています。
実用化の際には、プロペラを傘の下でなく傘の周囲に配置して生地の問題を解決するそうです。

WBSでの放送後、問い合わせが殺到していて、海外のメディアから取材の申し込みもあったそうです。
「フリーパラソル」は2019年に発売する予定で、価格は3万円程度になる見込みです。

この放送をご覧になりたい方は、テレビ東京・ビジネスオンデマンドへ。

https://m.youtube.com/watch?v=wQdaufe0oLw

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