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24時間離着陸できる北九州空港(北九州市)を使ったANAグループの定期貨物便が5日未明、就航した。未明に北九州を出発、那覇空港(那覇市)で積み替えられた貨物は、午前中にアジア主要都市に到着する。
九州などで生産された自動車部品や半導体、農産物などの輸出増につながると期待される。
就航を記念する式典が4日、北九州市の北橋健治市長らが出席し、空港内で開かれた。福岡県の服部誠太郎副知事は「きょう出荷したわれわれの食材を、アジアの明日のディナーに届けることができる。
九州だけでなく、西日本の発展に大きく貢献できる」と期待を込めた。初便は5日午前0時40分、出発した。
輸送に使う専用機はボーイング767で積載能力は約50トン。10トン超の大型の貨物も運べ、冷凍冷蔵の設備もある。
火曜から土曜まで就航し、那覇での積み替え後、その日の午前4時半すぎ〜午前9時半に台北、香港、上海、ソウル、バンコク、シンガポールの6都市へ到着する。