野田総務相 総裁選に改めて意欲
2018年6月11日 15時40分

野田総務大臣は東京都内で開いたみずからの政治資金パーティーで、ことし秋の自民党総裁選挙について「さまざまな知見を披れきできるのは総裁選挙しかないという思いだ」と述べ、立候補への意欲を改めて示しました。

この中で野田総務大臣は自民党の総裁選挙について「安倍総理大臣の政策とどこが違うのかと言われるが、自民党だからおおむね一緒だ。
ただ、私は女性だし、子どもを産み育て、息子には障害がある。
その世界で見えるものと、安倍総理大臣が見てきた世界は、同じ日本でも似て非なるものがあると思う」と述べました。

そのうえで「さまざまな知見を披れきできるのは、総裁選挙しかないという思いだ。
堂々たる政策論争をしていく場を前回は封じ込められたが、今回はしっかりと見ていただくためにずっと前から名乗りを上げている」と述べ、立候補への意欲を改めて示しました。

また、安倍総理大臣とかつて同じ派閥に所属していた森元総理大臣が来賓としてあいさつし「野田大臣を、一度は日本のリーダーにしてみたいというのが私の気持ちで、
一生懸命応援してきたが、9月になって安倍さんとやられると、ちょっと困る。困るが、大いに頑張れと言っている」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180611/k10011472561000.html