11日午後、新潟県佐渡市の住宅の敷地内にあるため池で、近くに住む小学5年生の10歳の男の子が死亡しました。
警察は男の子が転落したものと見て、当時の状況を詳しく調べています。

11日午後4時前、新潟県佐渡市宮川の住宅の敷地内にある農業用の水をためていた池の周辺で、近くに住む小学5年生の田宮一ノ進さん(10)が友達と遊んでいたところ、姿が見えなくなりました。

通報を受けた消防が駆けつけたところ、田宮さんがため池に沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれましたが、死亡しました。

警察によりますと、ため池は直径がおよそ2メートル、深さおよそ3メートル50センチで、周囲に柵はなく、草むらなどに囲まれて見えにくい状態だったということです。

子どもが転落すると自力ではい上がるのは難しいとみられ、警察は田宮さんがため池に転落したものとみて、当時の状況を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180611/k10011473191000.html
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