大ぶりで底が厚く、ごつごつとしたデザインの運動靴が「アグリー(醜い)シューズ」と呼ばれ、世界中で人気になっている。
流行を逃すまいと、国内メーカーも相次ぎ商品を投入している。

かかとやつま先部分がとくに厚い靴底。ズボンのすそと比べて不釣り合いに大きくみえる。昨年、欧米ブランドが火を付け、
スポーツシューズの流行になった。米リーボックの広報担当者は、「海外の有名人がはいた。服と合わせずにあえて足もとだけ
『外す』コーディネートだ」と言う。

アシックス(神戸市)が今年1月に売り出したランニングシューズは、靴底にクッション材を入れて厚みを出した。発売直後、
日本のセレクトショップでも行列が出来た。広報担当者は「ファッションへの意識が高い層を取り込めた商品で、
今後の販売も期待できる」と話す。秋には第2弾を打ち出す予定だ。

ミズノ(大阪市)が3月に発売したスニーカーは、1990年代のデザインを復刻したもの。波形の靴底が特徴だ。

https://news.google.com/?edchanged=1&;hl=ja&gl=JP&ceid=JP:ja