>>161
日本への伝来
 養蚕は、弥生時代中ごろには日本に伝わったとされている。吉野ヶ里遺跡(佐賀県)からも、さまざまな織り方の絹織物や、日本茜や貝紫で染色されたものがみつかったことから、このころすでに高い技術があったことがわかる。
 ただし本格的には、1〜2世紀ごろに朝鮮半島からもたらされたとされ、帰化人の功満王(こまおう)が、カイコの卵と織物技術を伝えた記録も残されている(『三代実録』195年)。

http://mmsc.ruralnet.or.jp/v-museum/history_text/history06_t/h06t_01.html