東京・目黒区で、5歳の女の子が虐待死し両親が逮捕された事件で、母親が逮捕前、「見て見ぬふりをした」などと話していたことがわかった。

船戸雄大容疑者(33)と妻の優里容疑者(25)は、2018年1月下旬から3月にかけて、娘の結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)に繰り返し暴行したほか、十分な食事を与えないなどして死亡させた疑いが持たれている。

優里容疑者は、逮捕前の取り調べで、自分の連れ子の結愛ちゃんに対する虐待について、「自分の立場が危うくなるのを恐れ、夫に従い見て見ぬふりをした」と話していた。

優里容疑者の実家近所の人は「『報道しているのは全く全部が本当ではないので。全部真に受けないでください』と言ってた」、「とにかく亡くなった子はかわいそう。何かを訴えたかったと思う」と話した。

また、自宅アパートからは、結愛ちゃんが「きょうよりもっとできるようにするからもうおねがいゆるしてください」などと書き残したノートが見つかっていて、警視庁は、虐待の実態をくわしく調べている。
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