NHKニュース
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木曽川で伝統の鵜飼い始まる

愛知県と岐阜県の県境を流れる木曽川で伝統の鵜飼いが始まりました。

「木曽川うかい」は、女性や子どもにも楽しんでもらおうと、全国的にも珍し
い「昼鵜飼い」が行われるのが特徴で、毎年6月1日のあゆ漁解禁に合わせて
始まります。

1日は鵜飼いの開幕を前に、愛知県犬山市側の木曽川のほとりで、シーズン中
の安全を祈願する神事が行われました。

このあと、3隻の船で鵜飼いが始まり、東海地方で唯一の女性鵜匠、稲山琴美
さんら3人の鵜匠が、風折えぼしに腰蓑姿で鵜を巧みに操ってあゆを捕ると、
船から見学していた観光客から大きな拍手が上がっていました。

豊橋市の70代の男性は「昼の鵜飼いは初めて見ました。夜とはまた違った迫
力があって楽しめました」と話していました。

稲山さんは「鵜飼いは鵜を操る場面以外にも見どころがたくさんあるので、ぜ
ひ生で見て楽しんでもらいたい」と話していました。

「木曽川うかい」は10月15日までの間、雨などで川が増水した場合や花火
大会などのイベントの日を除き、毎日行われます。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180601/k10011461771000.html