ロシア記者は生きていた… 驚きの「作戦」に安堵と怒りの声
http://www.afpbb.com/articles/-/3176614

ロシア政権に批判的だった同国の著名人ジャーナリスト、アルカディ・バブチェンコ氏が殺害されたとの事件は、
実はウクライナ当局が偽装したものだったとの発表を受け、各方面から安堵(あんど)と怒りの声が上がっている。

 殺害が報じられてから丸一日たたずに開かれた記者会見では、バブチェンコ氏本人が登場。
ロシアによる自身の殺害計画を首謀した容疑者を捕えるための「特殊作戦」に加わっていたことを認めるという、驚くべき展開となった。

 欧州議会のアントニオ・タヤーニ議長はバブチェンコ氏が無事だったことに
「安堵した」とツイッターに投稿。同議長は当初、事件を「忌まわしい犯罪」と非難していた。

 ロシア外務省は、バブチェンコ氏生存の一報を「素晴らしい知らせ」と歓迎したものの、殺害偽装についてはロシア当局の信頼を損なわせることを目的としたプロパガンダだと非難。
「このやらせの本当の動機が明らかになり始めた。またしても反ロシア的な挑発であることは、明々白々だ」と主張している。
(略)