「また中国と日本がスポーツ戦争!」 F・トーレスの行き先もアジア2か国に絞られたと現地紙

http://news.livedoor.com/article/detail/14774560/

ヴィッセル神戸に移籍したアンドレス・イニエスタに続いて、Jリーグへの電撃参戦が噂されるフェルナンド・トーレス。
その去就もまた、中国クラブとの熾烈な獲得レースの結果次第ということになりそうだ。

 現地時間5月26日、スペイン紙『Marca』は、今シーズンいっぱいでアトレティコ・マドリーからの退団を表明している
スペイン代表FW、F・トーレスの去就について、「日本と中国に絞られた」と報じた。

 かねてより、彼については3か国のチームが獲得を狙っているとされており、『Marca』によれば、それはアメリカの
シカゴ・ファイアー、日本のサガン鳥栖、そして中国の北京人和だったという。

 しかし、同紙は、MLS内での経済的ルールがより厳格となっているため、シカゴ・ファイアーは獲得レースから早々に離脱。
行き先は鳥栖と北京人和に「絞られた」と綴っている。

 鳥栖の競争相手となる北京人和は、今シーズンに中国スーパーリーグ(1部)に昇格。指揮官は、かつてレバンテや
ヘタフェなどを率いたスペイン人のルイス・ガルシア・プラサという点も、F・トーレスにとっては大きいようだ。

『Marca』は、F・トーレスと同じ34歳のイニエスタが、先日、中国クラブからのオファーを蹴って神戸行きを決めたことについて触れ、
「中国と日本のスポーツ戦争が再び始まった」とし、「ワールドカップ終了時期となる7月中旬を目途に、去就に決着がつくのではないか」と推測した。

 一部報道では、すでにF・トーレスは、2010年の南アフリカW杯で世界制覇を成し遂げた“盟友”イニエスタの加入に刺激を受け、
さらに生活環境などを考慮して、鳥栖入りを決断したとも報じられている。

 イニエスタに続き、F・トーレスも加入するとなれば、ますますJリーグに対する世界からの注目度は増し、
ーグ全体でポジティブな相乗効果が見込めるだろう。「中国と日本」による世界的点取り屋の獲得レースの行方から、目が離せない。