アメリカのトランプ大統領が米朝首脳会談の中止を表明したことについて、中国外務省は
「会談開催に向けて全力を尽くし、条件を整えることが急務だ」と対話を促しました。

 中国外務省は記者会見で「トランプ大統領は適切な時期に金正恩委員長と会談する姿勢を
崩していない」と首脳会談の開催中止を米朝双方が完全に望んでいないと強調しました。
そのうえで「米朝双方に根回しを進める」と述べ、対話再開に向けて積極的に関わる姿勢を
明らかにしました。一方、北朝鮮の態度が変わった背景に中国の影響があると示唆する
トランプ政権に対しては「中国は建設的な役割を果たしていて、よこしまな意図はない」と
不快感をあらわにしました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000128126.html