外にいれば批判され、中にいても批判され
求められるのはいつだって完全な人間
その求められる形に最も近いのは、間違わない人間
間違わないために最も堅実なのは、何もしない事
ただ静かに聞いて、素直に書いて、正しく答えて大人になった
それが一番良い形だった
そうすると今度は、それは間違いだと
何も得られない虚しい人生だと
ならば俺達が生きてきた今日までの人生は何だ?虚しい無意味な人生か?
それを社会中で世界中で矯正したその当事者達が
「無意味だったね。君たちは駄目だね。」と
関わってきた人みんな
お前らみんなに聞きたいよ
何がしたかったんだよ
本当に何がしたかったんだ
何がしたいんだよ今だって
若いのや子どもを否定すんのがそんなに楽しいか
今の子ども達だっていざ大人になったら、今の俺達にそうするように彼等の人生を無価値と評価するのか
無欲だ、無気力だ、無能だ、価値観がおかしい、子どもを作らない、向上心が無い、ただの良い子だね
ただの良い子をみんなみんな求めたじゃないか
ただの良い子をみんなみんな必死に作ったんじゃないか
ただの良い子みんなみんな崇めたじゃないか
それが成長したんだ
そしたら違った
これは嫌いだ
みんなみんなそう言うのか
俺達はペットか?物か?見せ物が欲しいのか?
俺だけじゃない、俺達はほとんどそうだ
笑いたいならそんな自分達を見て嗤えよ
いい加減にしてくれよもう