SF小説や映画でよく題材として扱われる「タイムスリップ」。自由自在に時間を移動できたら、過去の失敗を帳消しにしたり、気になる未来を覗いてみたりすることができるはず。

しかし、もし強制的にタイムスリップさせられ、元の時代戻れないとしたら、100年前と100年後のどちらを選ぶだろうか?

■未来に行きたい人が6割
しらべぇ編集部は全国の20〜60代男女を対象に、究極の選択として、戻れないタイムスリップをするなら100年前と後のどちらに行くか、調査を実施した。

調査の結果、「100年後」と答えた人が62.2%と多数派。もう知っている過去に行くよりも、まだ何が起こるか予想することも難しい未来へ行く人が多いようだ。

男女・年代別では、全ての年代で男性よりも女性が「100年後」と答えた割合が多い。女性は未来への好奇心が強いようである。

さらに、女性でも若い世代ほどその傾向が強く、20代女性で69.2%、30代女性で68.8%と3分の2を上回っている。

■過去を選んだ割合が最も高い40代男性
一方、「100年前」を選んだ人が最も多かったのは、40代男性。人生も半ばとなり、過去に戻ってやり直したいことが増えてくるのかもしれない。

100年前の1918年は第一次世界大戦が終結した年で、国際情勢が大きく変化していく時代。国内では松下電器が設立され、森永が国産のミルクチョコレートを初めて発売するなど、ビジネスの勃興期でもある。

事業や投資をしてお金を儲けたい…という野望を持った人もいるのかも。5年後の1923年に起こる関東大震災に備えて、あれこれ準備を進めることも可能だろう。



究極の選択である「戻れないタイムスリップ」は、全体でみると未来に行きたい人が多かった。

ちなみに、ドラえもんの誕生は今から94年後の2112年。100年先の未来へタイムトラベルできたら、リアルなドラえもんに会えるかも!?

https://sirabee.com/2018/05/22/20161611402/