今夏の「土用の丑の日」(7月20日と8月1日)を控え、
稚魚の不漁で、ウナギの値上がりが必至となっている。

成魚の取引価格も、前年より約5割高く、専門店はすでに値上げへと動いている。
ウナギは高根の花になってしまいそうだ。
水産庁によると、ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の不漁で、
今漁期(昨年11月〜今年4月)に国内の養殖池に入れられた稚魚は14・0トンにとどまり、
過去2番目の低水準となった。

前年の7割程度で、記録が残る2006年以降では13年(12・6トン)に次いで少ないという。

今漁期は中国や台湾も不漁に見舞われ、稚魚の取引価格(1キロ・グラム当たり)は、
一時、前年の約3倍となる300万円を超えるなど、高騰が続いている。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180517-OYT1T50086.html
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