日立製作所はこのほど、発電用エンジンのシリンダー内の圧力に関するデータ(筒内圧データ)を利用し、
燃料の種別や混合状態に応じてエンジンを最適に制御するAI(人工知能)技術を開発した。

同技術を活用することで、発電用エンジンの燃料として、バイオ燃料(エタノール、メタンなど)や
水素などを組み合わせた効率的な発電が可能になるという。

今回、同技術を搭載したエンジンシステムを試作し、トルエンやエタノール、メタン、水素を燃料として
混合燃焼させたところ、安定的な燃焼の基準とされる燃焼変動率3%以下での制御が可能なことを確認した。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1805/15/news028.html