来年5月1日、「平成」から新しい元号に変わるが、政府は改元後も「平成」を一定期間使い続ける検討に入ったと、朝日新聞が報じた。

IT業界ではかねてより、元号が変わることで「2000年問題」と同じようなコンピューターシステムがうまく移行できないトラブルが
起こるのではと懸念されている。

結局、新元号の公表は、天皇陛下の即位30年を祝う来年2月24日の記念式典後とする方向で調整に入ったとされているが、
正式決定はいまだされていない。この件について、Twitterでは、

“こういうことが起こらないよう、早くから退位を宣言し、元号の切り替えで混乱が生じないようにしようとの「御計らい」なんじゃなかったっけ…”
“何のために陛下が生前退位を決めたのか…”
“これって、どう考えても余計混乱するだけだと思うんだが”
“今回は事前に分かっているにも関わらず元号のシステム改変が間に合わないかもしれないと言う謎の状況”(原文ママ)

と批判が殺到している。また、

“混乱云々を言うなら、西暦にすれば良いと思うんだけどね…公的な書類とか、いつまでも和暦使うのは合理的じゃない”
“元号を「文化」として残すのは敢えて反対はしないけれども、もういいかげんこういうシステムや公的な書類は
全て「例外無く西暦で統一」した方が良い”
“そんなにめんどくさいなら、元号やめちゃえばいいのに。その度に余計なお金使うのはドブに捨てるようなものだし”

と、この機会に、公的な記録は元号ではなく西暦で統一することを望む声も多い。

新元号の発表時期ですら決まらない状況のため、西暦の採用という新しい制度など望むべくもないが、
本当に「混乱を避ける」狙いがあるのなら、早々に公表するべきだろう。

http://news.livedoor.com/article/detail/14721649/