新潟市西区の小学二年大桃珠生(たまき)さん(7つ)が殺害された事件で、死体遺棄などの容疑で逮捕された近くの会社員小林遼(はるか)容疑者(23)が「列車にひかせるため線路に遺体を置いた」と供述していることが十六日、捜査関係者への取材で分かった。
小林容疑者は殺害を認める供述もしており、新潟西署捜査本部は発覚を免れるため事故を装ったとみて経緯を調べている。

 新潟県警が十四日朝、市内の道の駅で小林容疑者の身柄を確保した際、車内に練炭があったことも判明。
自殺を図ろうとしていた可能性がある。捜査員は十六日午前、小林容疑者宅前にブルーシートを張り、自宅を捜索した。

 逮捕容疑は七日午後十時二十分ごろ〜同十時半ごろ、新潟市西区青山水道のJR越後線の線路に遺体を遺棄し、上り列車にひかせた疑い。

 遺体から離れた場所にはランドセルやスニーカーが落ちていたが、下校時に持っていたはずのピンクの傘は見つかっていない。

 線路は単線で、約十分前に下り列車が通った際は異常がなかったことから、捜査本部はこの間に遺棄したとみて捜査。
下校中に連れ去り、首を絞めて殺害後、車で遺体を遺棄現場まで運んだとみられる。遺棄現場は小林容疑者宅から約七十メートルだった。
小林容疑者は「車で女児にぶつかった」とも供述しているが、司法解剖で遺体に形跡は見つかっておらず、捜査本部は慎重に裏付けを進めている。

事故装い「線路に遺体」 新潟女児遺棄 容疑者身柄確保時、車内に練炭
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