ジャンボジェット機ほどの大きさの小惑星が火曜日、地球付近を通過した。地球との衝突の危機はなかった。
スミソニアン天体物理観測所(SAO)が運営している小惑星センターが伝えた。
「2010WC9」と命名されたその小惑星は、日本時間7時5分、地球から20万3400メートルのところまで接近した。
小惑星のスピードは秒速13キロメートルで、直径は119メートルに達する。
この小惑星は2010年、研究チームによって初めて観測され、その後見失うことになるのだが、2018年5月8日に再び発見された。
米航空宇宙局(NASA)の専門家集団によれば、「2010WC9」はここ300年の間、これほどまで地球に接近したことはなかったという。
それほどの規模の小惑星が地球を消滅させる心配はないが、衝突することがあれば、衝突域に甚大な被害をもたらす。

https://jp.sputniknews.com/science/201805164882225/