声優・歌手の新田恵海が、2ndアルバム『EMUSIC 32 -meets you-』を5月16日(水)に発売する。

新田は、ユニット「μ's」の一員として2015年に「NHK紅白歌合戦」にも出場するなど、歌手としても活躍。精力的にライブを開催し、2017年7月にはベストアルバム『Trace of EMUSIC』を発売したが、オリジナルアルバムは2年半ぶりとなる。

「ザテレビジョン」では、同アルバム発売直前の新田を直撃。AKB48・山田菜々美が主演を務める映画「黒看」(2018年夏公開)の主題歌「マスカレイド」など、全11曲が収録されたアルバムへの思いなど話を聞いた。

(中略)
――全11曲が収録されていますね。

初挑戦だったのが「勿忘草(わすれなぐさ)」というバラードです。アコースティックがずっと好きで、2017年のライブではアコースティックコーナーをやらせていただくことで、夢は一つかなっていました。ただ、こうして音でアコースティックをお届けするのは初めてなので、やれたことがうれしいです。

それに、今までは恋の歌があっても「相手のことが好きだ」「思いを届けたい」という曲が多かったんですけど、これは失恋の曲なんですね。失恋というのはいろいろな人が経験することだと思いますし、それを歌える年齢にもなったのかなと(笑)。

今回は本当にいろいろなジャンルを歌わせていただいて、中には贅沢に生の音をとらせていただいた曲もありますので、本当にいろいろな音を楽しんでいただいて、皆さんがこの曲好きだなっていう曲が一曲でもあればうれしいなって思います。

――ご自身で作詞された曲が3曲あります。

どの曲も、今だから書ける歌詞になったかなと思っています。自分の言葉で伝えるということと、作っていただいたすてきな曲を自分なりにかみ砕いて表現するというのは、少し違いがあるんですけど、自分の言葉で伝えるとなるとより強く思いは乗るなと感じています。

それぞれに願いだったり、みんなへの“ありがとう”を込めさせていただいているんですけど、「my youth」という曲は自分の体験をもとにしているので、今だから書ける歌詞だったなと思っています。

私が書いた歌詞でも、聞く人によって感じ方は人それぞれだと思うんですけど、いろいろ想像していただいてもいいですし、「実は新田恵海ってこういう人なんだな」って感じてもらえたらいいなって思いますね。私の言いたいことは全部歌詞に込めました。
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