お手軽好む県民性? FB利用率全国最下位 SNS民間調査
5/16(水) 6:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00010000-jomo-l10


ツイッターは上位でも…

 会員制交流サイト(SNS)の都道府県別利用率を探る民間会社の調査で、群馬県のフェイスブックの利用率は19.0%と、全国で最も低かったことが分かった。
一方、短文を投稿するツイッターは41.4%と5番目に高く、より手軽な情報発信を好む県民性が影響したとの見方もある。

 インターネット上でアンケートなどを行うモニタス(東京都)が4月中旬、モニターとして登録する20〜49歳の男女2830人を対象に調査した。

 調べたSNSはツイッター、フェイスブック、インスタグラムで、利用率の全国平均はそれぞれ33.4%、33.6%、27.0%だった。年代別では、いずれも20代の利用が最多だった。

 フェイスブックの上位は、福島(47.5%)が最多で、鳥取(46.5%)、佐賀(45.5%)と続いた。ツイッターは京都が57.4%で約6割に達し、最下位の石川の13.1%とは45ポイント近くの開きがあった。

 本県はインスタグラムも19.0%で39位と低い。トップは富山の41.0%だった。

 群馬大社会情報学部の小竹裕人准教授(公共政策論)は、ツイッターは短文を時間をかけずに投稿できるが、フェイスブックは時間をかけて長文を投稿する傾向があると指摘する。
「車社会の本県では、他県に比べて移動時間にスマートフォンを使うことが難しく、より手軽なツイッターが好まれて使われているのではないか」と推察している。