船井電機、定まらぬ針路 「テレビ回帰」不発

 船井電機は14日、2018年3月期の連結決算を発表した。同社は直近の4年半で社長が4回も交代。
1年前に就任した船越秀明社長は「テレビ事業の強化」という原点回帰で赤字脱却を目指したが、
主力の北米事業の不振などで18年3月期は過去最悪の営業赤字を計上した。ヤマダ電機と提携した
国内も売り上げは伸びた一方、まだ赤字からの脱却には遠い。かつて家電業界で屈指の利益率を
誇った同社は針路を示せないでいる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30444790U8A510C1000000/