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 被害者と同年代の娘がいるという藤井被告は、スマホのネットゲームアプリを通じて3人と知り合った。

「待ち合わせの場所で少女と会い、車に乗せてラブホテルに連れて行く。動画は自分で楽しむためのもので、売ったりすることはなかった。暴行や脅迫、金銭の受け渡しはなかった」(前出・捜査関係者)

 藤井被告は約3年前まで、都内の小学校で算数を教えていた。有名子役が通っていたこともある伝統校だ。

「ちょっと変わった先生だなぁとは思っていましたけど。もともと京都出身の人で、生家に戻るというのはうわさで聞きました」(児童の保護者)

 京都府の教員に採用されたのは2015年。

「採用試験の面接では(ロリコン癖は)まったくわかりませんでした。教員としてのキャリアも長く、賞罰もありませんでした」(前出・担当者)

 京都で勤務していた学校は有名な公立校。当初は担任を持っていたが、昨年度は教員を補佐する役割のT・T(チーム・ティーチング)として、児童に算数を教えていた。

 複数の保護者が「変わってる先生」と口をそろえる。

 ある保護者の男性は、

「なんていうかニヤニヤして子どもたちを見るそうです。目つきがいやらしいみたい」

 と異様さを感じ取っていた。

 さらに「女子トイレの前にずっと立っていた」「課外授業のとき女子児童を勝手に撮影する」「話すとき児童の腕に触る」と子どもたちから聞いた校内での様子を明かす。 

 聖職者の仮面をかぶったエロ教師の人生の数式には今、大きな×印がついている。