大分労働基準監督署は、遊戯機械の検査作業中における安全対策を怠ったとして、
「城島高原パーク」の運営企業である鰹體高原オペレーションズ(大分県別府市)と
同社支配人(=当時)を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で
大分地検に書類送検した。平成29年8月、同社労働者が重傷、メンテナンス請負会社の
労働者が死亡する労働災害が発生している。

被災した2人は木製コースター「ジュピター」のレール上で検査作業に従事していた際、
走行してきた車両にはねられている。同社は車両との接触のおそれがあったにもかかわらず、
検査作業中に運転を停止しなかった疑い。

同社ホームページによると「ジュピター」は日本初の木製コースターで、城島高原パークの
人気ナンバーワンの施設。現在は運転を再開している。
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