スルガ銀行はほとんど一手にシェアハウスの融資を取り扱い、多くの場合に購入者が望まない
不要な高利のローンを、同時に借りさせていたと伝えられている。更に、高利のフリーローンで
借りさせた金を、低金利の定期預金や積立預金に預けさせられていた事例も少なくないという。

銀行がこうやって業容を膨らませる行為(預金も融資も同時に増加させることができる)は
「歩積み両建て」として、かつては大蔵省通達で金融機関の自粛措置の対象とされていた。
この通達は、1989年6月に廃止されている。
もはやこんなに露骨な優越的地位の濫用を行う銀行は存在しないという判断だ。
それが未だに、堂々と行われていたという証言が相次いでいる。

(抜粋)財経新聞 2018年4月21日 15:10
https://www.zaikei.co.jp/article/20180421/438066.html