スイセンをニラと間違えて食べた家族5人が、おう吐や下痢などの食中毒の症状を訴え、韮崎市の病院で手当てを受けました。
5人はいずれも快方に向かっているということですが、今月に入り同じようなケースが相次いでいるとして、県が注意を呼びかけています。

県衛生薬務課によりますと22日午後6時ごろ、中北保健所峡北支所の管内に住む家族7人が自宅の庭で栽培していたニラと間違え近くに植えていたスイセンを採取し、卵とじに
して食べました。
このうち5人の男女がおう吐や下痢などの食中毒の症状を訴えて、韮崎市内の病院で手当てを受けました。
一時、2人が入院しましたがすでに退院し、5人とも快方に向かっているということです。
スイセンには毒があり、誤って食べると食中毒を引き起こします。
県内では今月に入り、葉の形が似たニラと誤って食べて食中毒となるケースがこれで3件、相次いでいます。
県衛生薬務課は、家庭菜園や畑などで野菜と観賞植物を一緒に栽培することはやめることや種類の分からない植物は採ったり、食べたりしないよう注意を呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180423/1040002368.html