これ小泉改革の国策なんだよな。
公的扶助→家族間相互扶助にシフト。
三世代同居の大家族制度の復活で、公営施設の縮小閉鎖→福祉予算カット。

まず住のセーフティーネットを切った。
市営住宅は新規抑制、雇用促進住宅は解散、会社の社宅・寮は給与の現物支給禁止を盾に廃止。
給与改革と相まって中流階級の消滅→勝ち組以外は住居の独立が困難、と。

自己責任の美名の下、様々な改革を断行したが結果は失敗。
地方とて田舎とて、既に農耕社会からサラリーマン社会化してる。
近所親戚親子間の支え合いなど到底無理、そもそも血縁で集住できる社会システムじゃない。
あまりにも時代錯誤な前提条件で実施した改革だから庶民生活も破綻をきたす。

個々の独立を促すためにも、小泉改革から転換すべきでは?
公営住宅・公営独身寮を作って自立環境をアシストする以外に無いと思う。