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『コミュ障だった僕が学んだ話し方』(集英社新書)

 吉田照美さん(67)は、ラジオの時代が生み出した伝説的な喋り人だ。新著『コミュ障だった僕が学んだ話し方』(集英社新書)が話題のラジオの達人が、今回は、政治家たちのツイッター、SNSの発信力をメッタ斬りする!

【第1回はコチラ】
■安倍批判をつぶやいてツイッターの画像が非表示に

――照美さんはツイッターに風刺絵をアップしたりして、積極的にSNSを使ってますよね。(吉田照美さんツイッターアカウント)

吉田照美氏(以下、吉田) SNSにも、いろいろありますけどね。その中でもやっぱりツイッターは、面白いですね。 僕は、ニュースを油絵で風刺画にして表示したりしてるんですけど炎上もしてます。一番の自信作は日本画の『風神雷神』をもじった『夫人Lie
人』という作品※1です。夫人は昭恵夫人。Lie人は英語の嘘つきということで、加計学園の代表と安倍首相の二つの頭を持つ怪物がいて、そこに貴ノ岩のビール瓶と北朝鮮のミサイルを全部盛り込んだ作品でね―― 。一番の傑作なんですけど、これが炎上して、ツイッターで“不適切”扱いされたりしましてね。

――ネット界隈で大きなニュースになりました。

吉田 僕はね、政治家というか権力というのは、批判されたり風刺されていい対象だと思うんですよ。相手が民主党でもそれは同じ。ところが「安倍総理を悪く言うのは、とにかく許せない!」という圧力が、安倍さんになってからぐっと強くなってる気がするんだなあ。


――ツイッターというツールについてはどう思いますか?
http://tocana.jp/2018/04/post_16656_entry.html