アラフォー独身女性、4割が非正規

■少ない貯金・介護、募る不安
独身非正規アラフォーの生活は厳しい。横浜市男女共同参画推進協会がインターネットを通じて35〜54歳の約260人を対象に昨年調査したところ35〜44歳の独身非正規の女性の7割近くが年収250万円以下だった。
非正規で働く理由は「正社員として働ける仕事がなかったから」が約6割でトップ。

特に35〜39歳では回答者の約6割が大卒以上にもかかわらず、約7割が初めて就いた仕事が非正規で当時の採用環境の厳しさが浮き彫りになった。
アンケートでは今後の生活への不安が吐露された。「20代は正社員だったがリストラ。ずっと非正規で貯金もない」「資格を取りたいが正社員と同じ仕事内容で手いっぱい」「両親に介護が必要になったり自分が病気になったら破綻する」などだ。

調査をした同協会の担当者は「非正規だと経済的な余裕が少ない。短期の契約を繰り返し、社会的に孤立している人も多い。キャリア形成や仲間との交流を支援していけるようにしていきたい」と話している。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160821-00000002-nikkeisty-life