早くから大谷翔平に注目し「天才」と絶賛したが…“一点集中型”の韓国で二刀流は出現するか?
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エンゼルス・大谷翔平のメジャーリーグでの活躍は、韓国でも大々的に報じられている。

大谷の名が韓国で最初に知られたのは、花巻東高校時代の2012年、ソウルで開催されたU18ワールドカップに日本代表として参加したときだった。
このときは、投手としては調整不足で、もっぱら野手・大谷としての注目であった。

日本ハム球団が、高校から即アメリカに行くことを希望していた大谷を説得する材料に、同じように高校からアメリカに行った韓国選手の
失敗事例を用いた話もよく知られている。そして、日本ハムでの二刀流の活躍にも、韓国では高い関心が持たれていた。

今年韓国プロ野球のktに入団した姜白虎(カン・ベクホ)は、打者としての素質が評価される一方で、150キロもの速球を投げることから、
二刀流の起用も検討されていた。

投打の二刀流は、韓国では「投打兼業」と表現されるが、この「投打兼業プロジェクト」には、「投手と打者では使う筋肉が完全に違う」などの理由から、
否定的な意見も多く、結局外野手としてスタートした。

姜はこの春、高卒ルーキーながら、開幕戦の初打席でいきなり本塁打を放った。これは高卒新人で韓国プロ野球最初のことである。
身長184センチ、体重98キロと上体筋肉質の体は、やはり二刀流よりも、打者に専念した方がいいように思う。

イ・スンヨプ、チュ・シンスも元投手
2015年に大阪、兵庫で開催されたU18ワールドカップの韓国代表には、二刀流の選手がいた。

現在NC所属の朴俊泳(パク・ジュンヨン)は、遊撃手である一方で、150キロ近い速球を投げ、投手としても活躍していた。当時既にNCに投手として
指名されていたが、本人に二刀流について聞くと「僕には無理です」と言い、大谷については、「あの人は天才です」と語っていた。

朴はプロ入り後、肘を痛めて手術し、野手に転向した。現在手術のリハビリ期間でもあり、その間に入隊し、兵役問題を解決するという。