バナナが絶滅の危機に瀕している。新パナマ病の流行がその原因だ。
新パナマ病の正体はカビの一種で、バナナの木が汚染されやがてカビ菌にまみれた葉が落ちることで土壌も汚染される。
結局バナナ農場全体に拡大し、30年間はバナナが作れなくなってしまう。
実は1960年代にパナマ病が流行し、その当時世に出ていた「グロスミッシェル」というバナナの品種は根絶やしにされてしまった。
そこで、パナマ病に強い改良品種作られたのだが、それが、現在売られている「キャベンディッシュ」だ。
このキャベンディッシュに適応して新たに出現したのが今回の新パナマ病というわけである。
この新パナマ病がバナナの産地として日本にもなじみが深いフィリピンとエクアドルで同時に発生した。
農場単位でバナナを根絶やしにする病気であるため、このまま新パナマ病のパンデミックが拡大すれば、世界のバナナ農場が壊滅する可能性すらある。
あなたはバナナが絶滅した未来を想像できるだろうか。
「そんな未来は許せない」という世界中の科学者が、今、バナナ絶滅後の未来に向けた研究を行っているので紹介しよう。

以下ソース
http://tocana.jp/2018/04/post_16579_entry.html