SEALDs元メンバーが総辞職要求「まともな政治を」

安全保障関連法制への抗議を展開した学生団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーらが12日、
国会内で記者会見し、森友学園をめぐる財務省の公文書改ざんや加計(かけ)学園の獣医学部
新設計画をめぐる問題に対する抗議声明を発表した。「真相を解明し、まともな政治を取り戻すため、
安倍晋三政権の総辞職を求める」と訴えた。

会見には、公文書改ざんの発覚後に国会前デモを続けてきた学生らを含め20人以上が参加した。
SEALDsの中心メンバーだった奥田愛基さん(25)は、デモを通じて安倍政権に説明責任を
求めてきたが果たされていないと指摘。「この政権には自分たちから情報を明らかにしようという
考えがないのだと思う」と批判した。

14日午後2時から国会正門前で抗議デモを予定していることを明らかにし、「『おかしい』と感じていても、
見ているだけでは何も変わらない。国会前に来てほしい」と呼びかけた。

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