本部町でおよそ1万株のあじさいを育て、地元で「あじさいおばぁ」として親しまれてきた饒平名ウトさん。
11日、老衰のため亡くなりました。
100歳でした。
本部町の伊豆味地区で、あじさい園を営む饒平名ウトさんは、40年ほど前に、親せきから2株のあじさいを譲り受けたことをきっかけに、みかん畑だった土地に少しずつあじさ
いを植え、育ててきました。
現在は、およそ40種類、1万株にものぼるあじさいが毎年、5月になると花を咲かせ、県内外から毎年2万人余りの人たちが訪れています。
家族によりますとウトさんは、2か月ほど前に自宅で転倒して骨折し名護市の病院に入院していましたが、11日の午後9時55分に老衰のため病院で亡くなりました。
100歳でした。
本部町の高良文雄町長は「本部町の『おばぁ』というイメージのウトさんが亡くなり非常に残念です。ウトさんは、手作りの地域活性化の見本で、町の宝でもあります。ご冥福を
お祈りします」と話していました。
あじさい園は、ウトさんの子や孫たちが続けていくということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180413/5090002576.html