山口県岩国市の米軍岩国基地と海上自衛隊岩国航空基地は12日、5月5日に基地を一般開放する恒例のイベント
「フレンドシップデー」の概要を発表した。昨年配備された海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機「F35B」によるアジア初の
展示飛行などを予定しており、昨年と同規模の約21万人の来場を見込んでいる。
航空ショーでは、F35Bが短距離の滑走による離陸と垂直着陸を披露するほか、米陸軍のパラシュート部隊
「ゴールデンナイツ」が日米両国の国旗をはためかせながら降下。
海兵隊の輸送機「MV22オスプレイ」や航空自衛隊の戦闘機「F2」などの展示飛行も計画している。
会場には、3月末までに厚木基地(神奈川県)から岩国基地に移駐した空母艦載機部隊の戦闘攻撃機
「FA18スーパーホーネット」などを地上展示し、飲食ブースを設置。日米の制服ファッションショーもある。
記者会見した岩国基地のメリッサ・ハイスターバーグ副報道部長は「基地内に一般の皆さんを迎え、
米軍の機能や活動を知ってもらえれば」と述べた。
基地内へは徒歩か自転車、JR岩国駅と基地を結ぶシャトルバスなどで入る。
徒歩と自転車は午前7時〜午後2時に基地西門(旧業者門)で受け付ける。運転免許証など身分を証明するものが必要。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20180413-OYS1T50018.html