女子児童を土俵に上げないのは「安全面を考慮」 相撲協会が説明
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180412/k10011400831000.html

相撲協会は去年の秋ごろ、巡業の「ちびっこ相撲」の在り方について担当する巡業部で議論し、
過去に女子児童がけがをした例があったことなどから、安全面を考慮して女子児童は土俵に上がらないように求め、土俵の下で力士と触れあうという方針を決めたということです。

この方針はことしから実施され、最初の巡業だった今月1日からの春巡業の主催者に、担当の親方が口頭で要請したということです。

一方、巡業では力士が赤ちゃんをだっこして土俵入りを行うのが恒例になっていますが、女の子の赤ちゃんが土俵に上がることは制限していないということです。

芝田山親方は「何か起きてからでは遅いので、安全を第一に考えた。女性を土俵に上げる、上げないという議論とは全く別の話だ」と話しました。