森友問題 口裏合わせの要求認め陳謝 財務省理財局長

森友学園への国有地売却の問題をめぐっては、財務省の職員が学園側に対し「トラックを何千台も使ってごみを撤去したと言ってほしい」などと、
うその説明をするよう求めていたことが関係者への取材で明らかになっています。

これについて、参議院決算委員会で財務省の太田理財局長は「去年2月20日に理財局の職員が森友学園側の弁護士に電話して、
地下埋設物の撤去に実際にかけた費用に関して『相当かかった気がする、トラック何千台も走った気がするといった言い方をしてはどうか』という話をした」と述べ、
理財局の職員が学園側にうその説明をするよう求めていたことを認めました。

そのうえで、太田局長は理財局の職員が近畿財務局の職員に学園側に念押しするよう求めたものの、
近畿財務局の職員が「それは事実に反する」として拒否したことや、理財局の職員から要請を受けた学園側の弁護士も、うその説明には応じなかったことを明らかにしました。

そして、太田局長は「さも適切にごみを撤去したというような答弁をしてしまい、理財局の職員が整合性を取ろうとしてそういうことをしてしまった。
間違いなく誤った対応であり、大変恥ずかしいことだし大変申し訳ない。深くおわび申し上げる」と陳謝しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180409/k10011395931000.html

https://www.youtube.com/watch?v=HD47Pr9tpC8
6;40〜
西田「今回の問題はゴミが新たに出てきて、そのゴミの処分をする代わりに値引きしてるわけです。処分するかどうかは森友学園側の判断でいいんですよ。
   だからわざわざゴミを処分したなんて論法を立てる事自体ありえない話。それをなんでやるかと言うのは、国会で言われてなにかオタオタして、
   さも本当に沢山のゴミが出たんですよという事を印象付けたいがためにそういう答弁をしたとしか考えられない」
太田「基本的に委員のご指摘の通りでございます。初動の時点において、8億2000万というのは土地の価値を評価して算出をするという事ですが、
   撤去をしたのかというふうな最初に起こる議論があって、さも適切に撤去をしたというような、事実関係が十分に確認しないままそういう答弁をしてしまって」