訪問した親族や知人が次々と殺害されていた−−。鹿児島県日置市の民家で3人が殺害された事件。住人の女性(89)と次男(68)は安否不明で、
3人は長男の知人男性らだった。男性を殺害した疑いで次男の息子が逮捕された。「いったい何があったのか」「女性と次男は無事なのか」。事件発覚から一夜明けた7日、衝撃の結果に近所に動揺が広がった。

 住宅街にたたずむ現場の民家は7日朝も、周囲に規制線のテープが張られ、出入りをするパトカーや捜査員を近所の人たちが心配そうに見つめていた。
その裏で事件は急展開。同日午前10時10分、次男の息子の岩倉知広容疑者(38)が殺人容疑で逮捕された。

 「まさかという気持ち。どうしてこうなってしまったのか……」。親族の女性(81)は肩を落とす。岩倉容疑者は元々、母親と暮らしていたが、
数年前に祖母である民家に住む女性が経営するアパートに引っ越したという。だが、仕事をせず、部屋に引きこもる生活が続いていた。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00000035-mai-soci