ここ最近、中国でメルセデスベンツの車からエンブレムが盗まれるという被害が相次いだ。

メルセデスベンツにも種類があり、車に埋め込まれているタイプとボンネットにエンブレムが立っているタイプがある。
メルセデスベンツ側もできるだけ突起物を作りたくないことから、埋め込み式のエンブレムを採用するようになったが
古くからのオーナーのために今でもボンネットに立てるタイプのエンブレムは残されている。
ちなみに埋め込み式のエンブレムの裏側にはレーダーセーフティー機能が搭載されている。

■犯行の理由は「いいね」欲しさ
そんなエンブレムを狙った犯行が相次ぎ、通報を受けた警察が監視カメラで確認したところ10秒以上ベンツの前で
うろうろする男性が確認できた。男性は25歳で、エンブレムを盗んだ理由を「ネット上で『いいね』が貰えるために窃盗を行った」と
している。

男性は現地で人気を集めているスマートフォンの映像アプリ、『抖音(ドゥイン)』にはまった。しかし問題は「いいね」を
全く貰うことができなかった。そうするうちに、別の男性が自分の所有するベンツのエンブレムを外し弁当箱に装飾として
使用する動画を掲載し数十万の「いいね」を貰うのを見て、この男性も真似してみようと思った。
しかしベンツを所有していなかったため、ベンツのエンブレムを窃盗する羽目になり、彼の家には10個ものエンブレムが
存在していた。

■中国で人気のアプリ 過激な動画多数投稿
この『抖音(ドゥイン)』というアプリは中国でかなりの人気をで現在ダウンロード数が3億8000万を超えている。
動画でフォロワー数や「いいね」を共有するサービスだが、過激な動画や刺激的な動画、女性のセクシーな
動画が数多く投稿され社会的にも問題になっている。

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